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第8回 在宅医療の勉強会を開催しました
平成28年3月17日(木曜日)の午後8時から9時に、江南厚生病院講堂で開催し、96名の医療・介護従事者にご参加いただきました。
勉強会のテーマは、「認知症物忘れ外来の現状」と題して、池田医院 池田 隆先生にお
話いただきました。
池田先生からは、認知症の種類、診断、抗認知症薬の特徴など、認知症に向き合うために必要と思われる基本的知識から、江南厚生病院の物忘れ外来の予約から検査・診察、診断までの流れ等について、具体的でわかりやすくご講義いただきました。
また、介護や医療の専門家によるチームを各市町に設置し、支援が必要な患者や家族を早期発見し、治療や介護支援につなげる「認知症初期集中支援チーム制度」の創設など、国では地域で認知症の方を支える取り組みが進められていること、認知症になっても安心して生活できる地域づくりが大切であることをお話しいただきました。
参加者からは、「認知症の分類、診断、治療の知識や物忘れ外来の取り組みについて、大変わかりやすく説明していただき参考になりました。」「江南厚生病院で詳しく認知症の診断が行われていることが分かってよかった。」「認知症の方を地域で支えることが課題となっている中で、自分がどのように対応していけるかを考えさせていただく機会となった」など多くの意見をいただきました。
今回で、平成27年度の在宅医療の勉強会は終了のため、全回出席の方に、尾北医師会渡部会長から皆勤賞が渡されました。
「在宅医療の勉強会」は、平成28年度も継続して実施しますが、詳細が決まり次第ホームページ等でお知らせいたします。
地域産業保健センター健康相談28年度日程
28年度健康相談日程表を掲載いたしました。
第7回 在宅医療の勉強会を開催しました
平成28年2月18日(木曜日)の午後8時から9時に、江南厚生病院講堂で開催し、76名の医療・介護従事者にご参加いただきました。
勉強会のテーマは、「がん患者の在宅における服薬管理指導の実際について」と題して、コーヨー調剤薬局 薬剤師の中村一仁さんにお話いただきました。
中村さんからは、がん患者の在宅医療における薬剤師の視点から、痛みのコントロールでよく使われる医療用麻薬は、癌性の痛みに有効な薬であり、痛みにあわせて薬の量を増やすことができるが、麻薬中毒にはならないなど、医療麻薬の効果や管理方法、副作用などについて、丁寧にお話いただきました。
また、ご家族の介護の苦労話を聞くなどして、ご家族の精神的なサポートも大切にされておられることや、がん末期の患者様は、次回お会いできるかわからないので、患者様との一期一会を大切にして、毎回の訪問時にできることをしっかりやることを目指しているなど、薬剤師としての熱い思いを伝えていただきました。
参加者からは、「実際の症例を挙げて説明いただいたので、がん患者の服薬管理の実際や副作用について理解を深めることができた」「医療麻薬は中毒にならないことを初めて知った」「薬剤師の立場から、処方箋だけでは患者情報が少ないという言葉が印象に残った。介護側からの情報提供が重要なことを再認識できた」など多くの意見をいただきました。
第6回 在宅医療の勉強会を開催しました
平成28年1月21日(木曜日)の午後8時から9時に、江南厚生病院講堂で開催しました。当日は非常に寒い日でしたが、125名の医療・介護従事者にご参加いただきました。
勉強会のテーマは、「がん患者の在宅医療の実際」と題して、大川外科胃腸科クリニック大川洋史先生にお話いただきました。
大川先生からは、末期がん患者を在宅で治療する場合、在宅で過ごす期間が短く、治すための治療ではなく痛みや不安、苦しさの緩和が中心であること、患者や家族との信頼関係を築くことが大切であること、事例を通して、医師としての関わり方や、訪問看護師や薬剤師との連携が大切であることなどをお話いただきました。
また、大川外科胃腸科クリニックでの特徴的ながん治療である「高濃度ビタミンC点滴療法」についてご紹介いただきました。
参加者からは、「実際の症例を挙げて説明いただいたので、がん患者の在宅医療のイメージができた。」「在宅の看取りは、チームで支えていくことが大切と思った」など多くの意見をいただきました。
第5回 在宅医療の勉強会を開催しました
平成27年11月19日(木曜日)の午後8時から9時に、江南厚生病院講堂で開催しました。当日は79名の医療・介護従事者にご参加いただきました。
勉強会のテーマは、「在宅における訪問歯科診療の実際」と題して、犬山扶桑歯科医師会 青木歯科医院 青木義忠先生にお話いただきました。
青木先生からは、訪問歯科診療の基本的な考え方や歯科衛生士の役割、訪問歯科診療に係る費用、訪問歯科診療の窓口、在宅における歯科診療の実際について、事例と映像で具体的に説明いただきました。
また、青木先生は、訪問歯科診療で使用する機器もお持ちいただき、在宅における歯科治療の方法などをわかりやすく説明されました。
参加者からは、「訪問歯科診療の実際を見せていただいて、ご利用者や関係者の方に訪問歯科診療の必要性を伝えることができる」「訪問歯科診療の依頼方法が分かり、歯科医師との連携につながるといい」など多くの意見をいただきました。
第4回 在宅医療の勉強会を開催しました
平成27年10月15日(木曜日)の午後8時から9時に、江南厚生病院講堂で開催しました。当日は94名の医療・介護従事者にご参加いただきました。
勉強会のテーマは、「高齢者の口腔ケアの重要性」と題して、尾北歯科医師会すずき歯科医院 鈴木雄一郎先生にお話いただきました。
鈴木先生からは、口腔ケアは誤嚥性肺炎や糖尿病、認知症などの予防に効果があることや、医療や介護従事者の方へ、口腔ケアのアセスメントのポイントなどについて、具体的にわかりやすく説明いただきました。
また、先生は、「一度崩壊した口腔環境は一朝一夕には修復できないため、早期から歯科が介入して、口腔環境の保全に努める必要がある。要介護状態になったら、自覚症状がなくても歯科を呼んで、口腔内のチェックをしてもらってください。」と、参加者の皆さんに呼びかけていました。
会場からも、在宅訪問歯科診療を進めるには、関係者の方々とのネットワークが重要であるという発言がありました。
参加者からは、「改めて口腔ケアの重要性を認識した」「在宅訪問歯科をもっと広めていけるとよい」など多くの意見をいただきました。
第3回 在宅医療の勉強会を開催しました
平成27年9月17日(木曜日)の午後8時から9時に、江南厚生病院講堂で開催しました。当日は98名の医療・介護従事者にご参加いただきました。
勉強会のテーマは、「在宅における薬剤師の役割 ~尾北地区の在宅医療を通して~」と
題して、清栄薬局 薬剤師 鬼島清貴さんにお話いただきました。
鬼島さんからは、在宅対応保険調剤薬局の条件、在宅における薬剤管理指導の医療保険と介護保険制度の比較、薬剤師が介入したことにより服薬状況の改善した事例、高齢者の方が管理しやすい薬袋の工夫など、在宅における薬剤師の役割について、具体的にわかりやすく説明いただきました。
参加者からは、「在宅での薬剤師の具多的な業務内容を知ることができた」「事例を通して、具体的な薬の管理方法や患者さんへのアプローチ方法を教えていただき勉強になりました」など多くの意見をいただきました。
第2回 在宅医療の勉強会を開催しました
平成27年8月20日(木曜日)の午後8時から9時に、江南厚生病院講堂で開催しました。当日は59名の医療・介護従事者にご参加いただきました。
勉強会のテーマは、「在宅での排泄管理 自己導尿、カテーテル管理」と題して、江南厚生訪問看護ステーション 訪問看護師 松本暁美さんにお話いただきました。
松本看護師からは、排尿のしくみや自己導尿、カテーテル留置中の注意事項、トラブル時の対応などわかりやすく説明いただきました。勉強会の後半では参加している方々から、日々の活動で困っていることなどの質問があり、活発な意見交換がされました。
参加者からは、「排尿の管理について基本的なことをわかりやすく説明されたので理解が深まった。」「バルンカテーテルのトラブルは在宅で時々見られるので、今回の講義で学んだことを今後、在宅での指導に役立てたい。」などの意見をいただきました。
在宅医療サポートセンターについて
▶ 在宅医療サポートセンターの目的
団塊の世代が75歳以上となる2025年には、地域で在宅医療を必要とする高齢者が急増します。そのため、自宅で質の高い医療サービスを安心して受けられるための在宅医療提供体制の構築が急務です。こうした課題に対応するために、愛知県では平成26年1月~平成27年3月までの期間、市町村と地区医師会を拠点に在宅医療・介護の連携を推進する在宅医療連携拠点推進事業が県内12か所でモデル的に実施されました。尾北医師会では、尾張北部圏域の拠点として事業を受託し、江南市をモデル地区として在宅医療連携拠点推進事業を進めてまいりました。
平成30年度からは各市町村において在宅医療・介護連携推進事業が実施されますが、在宅医療に参入する医師の増加や、在宅医療に従事する医師の負担軽減等、在宅医療の提供体制の基盤整備について取り組むために、愛知県医師会では平成27年4月~平成30年3月までの期間に、県内すべての郡市区医師会に在宅医療サポートセンターを設置することになりました。こうした経緯を受けて尾北医師会では、平成27年4月より在宅医療サポートセンターを開設いたしました。
本事業は、尾北医師会管内の自治体(江南市、犬山市、扶桑町、大口町)と、医療・福祉専門職の方々と連携し、尾北地域の在宅医療提供体制の構築を目的として実施します。
▶ 在宅医療サポートセンターの事業内容(注)
ア.24時間365日対応可能な在宅医療提供体制の構築を支援 1)在宅医療提供体制を構築する課題抽出と検討を行う在宅医療推進委員会を組織化 2)訪問看護ステーション連絡会の組織化 |
イ.医師等への在宅医療導入研修を実施 |
ウ.かかりつけ医普及啓発講習会を実施 |
エ.在宅医療に関する相談窓口を設置 |
オ.チーム医療推進に向けた事業(尾北医師会独自事業) 1)在宅医療の勉強会の実施 2)医療依存度の高い方への支援に向けた検討会議の実施 3)在宅医療に関する看護人材養成研修の実施 |
カ.在宅医療先進地域への視察 |
キ.地域包括ケアシステム推進会議・多職種協働在宅チーム(仮)への協力・支援 |
注:ア~エについては、愛知県医師会が定める在宅医療サポートセンター事業、オ~キについては、在宅医療連携拠点推進事業(平成26年1月~平成27年3月)において実施した事業を継承して実施
▶ 中核センター(二次医療圏単位)事業
ア.後方支援病床の確保 |
イ.退院調整機能の構築 |
尾北医師会 在宅医療サポートセンター
電話:0587-95-7027 担当:宮島まち子 長沼郁子 大藏真弓
平成27年度 在宅医療の勉強会のご案内
在宅医療を進めていくうえで、医療と介護の関係者が一堂に会し、在宅医療に関する基礎的知識や事例など相互に学び、顔の見える連携を目指して、下記のとおり勉強会を開催しますのでご参加ください。
<2015年度開催日程>
■開催日程:原則 毎月第3木曜日
■開催時間:20:00~21:00
■場 所:江南厚生病院 2階 講堂
■対象者:医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護ステーション、看護師、医療ソーシャルワーカー、歯科衛生士、栄養士、地域包括支援センター、ケアマネジャー、サービス事業者など在宅療養支援に携わる方
日 程 | テーマ | 講 師 | 開催実績 | |
1 | 7月 5日(日) 午前10時~正午 |
わいがや事例検討座談会(チラシ) | 名古屋大学国際保健医療学 公衆衛生学教室 平川仁尚 氏 |
「わいがや事例検討座談会」を 開催しました |
2 | 8月20日(木) | 在宅での排泄管理 自己導尿、カテーテル管理 |
江南厚生訪問看護ステーション 訪問看護師 松本暁美 氏 |
第2回 在宅医療の勉強会を 開催いたしました。 ※第2回勉強会資料 ※第2回在宅医療の勉強会要点 |
3 | 9月17日(木) | 在宅における服薬管理指導 その役割と実際について |
尾北薬剤師会 清栄薬局 鬼島清貴 氏 |
第3回 在宅医療の勉強会を 開催いたしました。 ※第3回在宅医療の勉強会要点 ※資料「在宅における薬剤師の役割」 |
4 | 10月15日(木) | 高齢者の口腔ケアの重要性 | 尾北歯科医師会 すずき歯科医院 鈴木雄一郎 氏 |
第4回 在宅医療の勉強会を 開催いたしました。 ※第4回在宅医療の勉強会要点 ※資料「高齢者の口腔ケアの重要性」 |
5 | 11月19日(木) | 在宅における訪問歯科診療の実際 | 犬山扶桑歯科医師会 青木歯科医院 青木義忠 氏 |
第5回 在宅医療の勉強会を 開催いたしました。 ※第5回在宅医療の勉強会要点 ※資料「訪問歯科の実際」 |
6 | 1月21日(木) | がん患者の在宅医療の実際 | 大川外科胃腸科クリニック 大川洋史 氏 |
第6回 在宅医療の勉強会を 開催いたしました。 ※第6回在宅医療の勉強会要点 ※資料「がん患者の在宅医療の実際」 |
7 | 2月18日(木) | がん患者の在宅における服薬管理指導の実際について | 尾北薬剤師会 コーヨー調剤薬局 中村一仁 氏 |
第7回 在宅医療の勉強会を 開催いたしました。 ※第7回在宅医療の勉強会要点 ※資料「がん患者の在宅における 服薬管理指導の実際について」 |
8 | 3月17日(木) | 認知症物忘れ外来の現状 | 池田医院 池田 隆 氏 | 第8回 在宅医療の勉強会を 開催いたしました。 ※第8回在宅医療の勉強会要点 ※資料「認知症物忘れ外来の現状」 |
※ 平成27年度の在宅医療の勉強会は終了しました ※
「在宅医療の勉強会」は、平成28年度も継続して実施しますが、詳細が決まり次第ホームページ等でお知らせいたします。
<毎回のタイムテーブル>
19:30~20:00 受付
20:00~20:50 基礎知識の学習・ 事例紹介等
20:50~21:00 質疑応答 ・ 次回案内
※ 参加希望者は、準備の関係で、当日午前中までにFAXにて事務局へご連絡ください。
上記内容のチラシ・申し込み用紙は、下記リンクよりダウンロードできます。
平成27年度 在宅医療の勉強会のご案内(チラシ) 在宅医療の勉強会申込用紙
勉強会事務局:尾北医師会在宅医療サポートセンター(宮島・長沼)
TEL:0587-95-7027 FAX:0587-95-7028
第1回 在宅医療の勉強会「わいがや事例検討座談会」を開催しました
平成27年7月5日(日)午前10時から正午まで、江南厚生病院講堂で「わいがや事例検討座談会」を行いました。
当日は休日にもかかわらず、医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護師、医療ソーシャルワーカー、介護支援専門員、地域包括支援センター、行政職員など93名の方にご参加いただきました。
名古屋大学国際保健医療学・公衆衛生学教室の平川仁尚先生にご指導をいただき、「ひとり暮らしの高齢者で、在宅での看とりを希望されている方への支援」について考えました。
12グループに分かれて、平川先生のコーディネートにより、話し合いが進められていきました。事例に対する参加者のつぶやき(振り返り)をカードに書く作業から始まって、事例から学んだことを確認するために、各グループで事例の題名を決めるまでの一連の流れの中で、同じ事例でも職種の違いによって視点が違うことを肌で感じた座談会でした。
また、平川先生が事例の題名の最優秀グループを決められ、渡部医師会長から優秀賞が渡されました。2時間があっというまに過ぎ、楽しく「わいがや事例検討座談会」を終えることができました。
参加者からも、「同じ事例でも視点が違えば課題のとらえ方は多様にあることを知った」
「平川先生の事例検討座談会は新鮮で楽しかった」などの感想が聞かれました。
第2回以降の勉強会は、毎月第3木曜日午後8時から9時江南厚生病院講堂で行います。
内容については、ホームページに掲載していますので、医療・介護従事者の方の多くの参加をお待ちしています。
講座・研修会のご案内
平成27年7月より平成28年3月まで、月1回「在宅医療の勉強会」を開催します。
第1回は、7月5日(日)午前10時から正午まで、江南厚生病院講堂にて開催します。
名古屋大学大学院医学系研究科国際保健医療学・公衆衛生学教室の平川仁尚先生をコーディネーターにお招きして、在宅事例を元にわいわいがやがやと学び合います。
詳しくは、第1回在宅勉強会チラシをごらんください。
※FAXにてお申し込みください。申込用紙はこちらからダウンロードできます。
なお、第2回以降のスケジュールについては、決まり次第お知らせします。
地域産業保健センター健康相談27年度日程
27年度の健康相談日程を掲載いたしました。
第7回 在宅医療勉強会を開催しました
第7回 在宅医療の勉強会を開催しました。
平成27年3月19日(木曜日)の午後8時から9時に、江南厚生病院講堂で開催しました。
当日は39名の医療・介護従事者にご参加いただきました。
この勉強会は、医療と介護の専門職が一堂に会して、在宅に関する医療の基本的な学習を行い、知識や情報を共有しながら、顔が見える関係作りを目的として開催してきました。
今回が、愛知県から受託した在宅医療連携拠点推進事業としての最後の開催となるため、振り返りと交流を目的として、グループワークを行いました。
6グループに分かれて、「顔が見える連携に向けて」のテーマで、「勉強会に参加してよかったこと」「今後に向けて取り組んでみたいこと」を中心に意見交流を行いました。
いつもより参加者が少なかったのですが、「勉強会に参加したことで、今まで知らない人と交流ができ、連絡をしやすくなった」「医療の勉強は難しいが、何かどこかでつながっていくと思う」「今後は在宅医療の実際について事例を通して学びたい」など活発な意見交換がされました。
「在宅医療の勉強会」は、平成27年度も継続して実施していきますが、詳細が決まり次第ホームページ等でお知らせいたします。
第7回 在宅医療の勉強会グループワーク記録(抜粋) テーマ「顔が見える連携に向けて」 |
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1.勉強会に参加してよかったこと |
・歯科以外のことが聞けた。歯科医師会の会員にも伝えていきたい。 ・内容は難しかった。(医療職でないため用語が解らない)医療依存度が高いケースはドキッとするので、知識としては知っておきたい。以前より関係は濃厚になり、抵抗なく繋ぎやすくなった。 ・貴重な話を聞けたが、生かしていく場がなかなか見つからない。地域の機関の意識の高さを感じた。事業は終了するが心強い。 ・多職種がいるので、講義オンリーではなくもっと話し合える機会がもてる形がよい。 ・訪問診療先でケアマネジャーに会った。この会でケアマネジャーの存在を知り合うことができた。医師や歯科医師の参加が増えないと進まない。 ・専門的な勉強をしてくれたことがよかった。基礎的な内容だったが、一般の人にとってはよかった。 ・時間がきっちり決まっていたので参加しやすかった。講師にとっては、1時間でまとめるには大変そうだった。 ・顔を覚えてもらうため参加した。知らない人と交流できてよかった。 ・議事録があって助かる ・在宅医療の必要性、どんなことができるか、もっとアピールが必要 ・歯の知識は家族や利用者に反映できた。 ・電話先の顔が分かるのは安心。 ・参加前は世話になる方と思っていたが、勉強になる。在宅医療のあり方を再認識できた。 ・他職種へのレクチャーが難しかった。不安だった反面話さないといけないという思いがあり勉強した。 ・勉強会に出るようになってから在宅医療の記事に興味をもった。 |
2.顔が見える連携に向けて、勉強会で取り組んでみたらどうかと思うこと |
①勉強会で学びたいテーマ・形式 ・がん末期の方 ・認知症で独居の方への支援 ・成功事例や失敗した事例(ちょっと困った事例)を共有する。 ・施設のことも知りたい。(例えば、介護老人保健施設での薬剤の算定方法など) ・薬剤師に薬の説明をしてほしい。 ・患者を想定し、模擬的なシミュレーション ・歯科衛生士雇用の問題、熱心さ。歯科衛生士にも参加してもらうといい。 ・ケアマネが知識を持つ。医療やアプローチの仕方。多職種がケアマネを知る。 ・在宅医療について、市民へ啓蒙を行う必要がある。市民の方を入れる研修もあってよい。 ②進行方法 ・中級偏、上級偏など継続してレベルアップしてはどうか。 ・テーマを絞って興味があるテーマだと主体性が増す。 ・回数を少なくし間隔を空けて行うと参加しやすかった。 ・対象者に合った内容や具体的なものだと良かった。 ・参加者が主体的に参加するためには、時間を延長して質問や意見交換もできるとよい。 ・質問や情報共有のために、交流会を入れるのはどうか。 ・顔が見える機会がなかった。テーマごとにグループワークできると質疑しやすい。 ・回数を少なくし間隔を空けて行うと参加しやすかった。 ・対象者に合った内容や具体的なものだと良かった。 ・参加者が主体的に参加するためには、時間を延長して質問や意見交換もできるとよい。 ・質問や情報共有のために、交流会を入れるのはどうか。 ・成功事例など顔が見える連携の必要性が理解できる勉強会であるとよい。 ・その都度案内したほうがいいのでは。皆忘れてしまう。 |
平成26年度の在宅医療連携拠点推進事業の終了について
在宅医療連携拠点推進事業ページの更新は事業の終了に伴い平成27年3月31日をもって停止いたしました。
詳細は在宅医療連携拠点推進事業のページをご覧ください。
平成26年度の在宅医療連携拠点推進事業の終了に伴い、本ページの更新は平成27年3月31日をもって停止いたしました。
在宅医療連携拠点推進事業で実施していました「在宅医療の勉強会」につきましては、平成27年度以降は、尾北医師会在宅医療サポートセンター事業へ移管されます。
「在宅医療の勉強会」につきましては、内容が決まり次第、ホームページに掲載いたします。
なお、今後の情報発信については現在検討中です。
在宅医療勉強会のまとめを掲載いたしました
在宅医療勉強会の各回のまとめを掲載いたしました。詳しくは在宅医療連携拠点推進事業のページをご覧ください。
在宅医療連携拠点事業のページを更新いたしました
第7回在宅医療勉強会の様子を掲載いたしました。
在宅医療連携拠点事業のページを更新いたしました
多職種連携研修会・交流会(第3回)・第5回多職種協働在宅チーム全体会議・第6回在宅医療勉強会の様子を掲載いたしました。
第6回 在宅医療勉強会を開催しました
第6回 在宅医療の勉強会を開催しました。
平成27年2月19日(木曜日)の午後8時から9時に、江南厚生病院講堂で開催しました。
当日は52名の医療・介護従事者にご参加いただきました。
勉強会のテーマは、「在宅での排泄管理」と題して、ながお在宅クリニックの長尾強志先生にお話いただきました。
長尾先生からは、実際の事例を多く交えながら、排泄の管理のうち特に排便の管理や便秘に関する知識について詳しくお話しいただきました。先生は、「便秘の人は単に便を出せばよいということではない。その人の環境に配慮した排泄管理が大切である」と強調されました。
参加者からは、「日ごろ便秘に対する詳しい勉強ができる機会がない中、とても有意義な時間をいただけました」「便秘薬の正しい知識を理解できました」といった意見を頂きました。
2015.2.19 在宅医療勉強会<第6回> まとめ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テーマ | 在宅での排泄管理 ~自己導尿、カテーテル管理~ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
講 師 | ながお在宅クリニック 長尾 強志先生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
知 識 | 1.便秘の種類
出典:三浦総一郎ほか:「便秘の病因、病態、便秘の薬物療法」日比紀文ほか(編)協和企画 2.ブリストル便形状スケール:Bristol Stool Form Scale
3.慢性便微笑患者の排便に関する三大症状(第一愁訴) 4.便秘症状患者の服用刺激性下剤の常用の影響に注意 5.便秘の原因となる薬物がある 6.便秘の概念 ■一般に 7.慢性便秘の診断アルゴリズム 8.便秘治療薬の主な成分
9.便秘の警告兆候 10.便秘の対処療法 |
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コスト | 医療保険の診療 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
事例紹介 | 事例1>87歳男性 要介護3 ■主病名:アルツハイマー型認知症にてA施設入所中 ■ADL:自力移動可能 ■身体所見:腹雑音正常~亢進、外痔核あり ■内服薬:マグミット3錠 1日3回 ■状 態:数週間前から弄便出現 「弄便」とは・・・ ・勝手にオムツを外し、室内や衣服にお漏らしをしてしまう。 ・汚れたオムツをはずして隠し、布団や衣類を汚す ・オムツの中に自分の手を入れてしまい、排せつ物が手に付着する <対 策> ・まずは「叱らない事」 ・オムツによる不快感を無くすため、小まめに交換する ・介護者が認知症の家族会などに参加し、他の人の対処法を聴くのもおすすめ ・トイレやポータブルトイレへの誘導をできるようにする 事例2>79歳女性 要介護2 事例3>68歳女性 要介護2 事例4>91歳 要介護4 |
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質疑応答 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
備 考 |